JSTQB AL TA のシラバスを読む その①
こんちは。尿酸値高めのふっくら太郎です。
こむらがえりになり、3ヶ月ほど闘病生活を送ってました。
2/3にTA(テストアナリスト)を受けるので、学習メモをめもめもします。めもーん。
テストプロセス
テストのプロセスセスは・・・
- 計画、モニタリング、コントロール
- 分析
- 設計
- 実装
- 実行
- 終了基準の評価とレポート
- 終了作業
で、シーケンシャルにプロセスを進める場合もあれば、設計と実装を同時に並列でする場合もある。要は、効率的に進めナポリタンって話。
TAの主なお仕事は、分析、設計、実装、実行部分。
開発ライフサイクルでのテスト
開発ライフサイクル内でのTAの役割は、組織に以下のような情報の提供
- 要求エンジニアリングとマネージメント
- 要求レビューをするよ
- プロジェクトマネージメント
- テストスケジュールを共有するよ
- 構成管理と変更管理
- ビルドと組み上げ確認、バージョン管理するよ
- ソフトウェア開発
- リリースモジュールに搭載される機能と提供時期を予測、周知するよ
- ソフトウェアメンテナンス
- 欠陥の管理と欠陥起票から改修までの期間を計測、集計するよ
- テクニカルサポート
- 問題解決方法を文章化するよ
- テクニカルレビュー
- 成果物、仕様書のレビューをするよ
TAは開発ライフサイクルに合わせて、テスト活動しなければならぬ。V字(システムテスト)の場合・・・
- プロジェクト計画時にテストを計画して、テストの実行、終了までコントロールするよ
- 要件仕様設計やアーキテクチャ設計などの開発プロセスと平行でテスト設計するよ
- テスト環境の実装は、コーディング、デバック、コンポーネントテスト(単テ)と平行してするよ
- 開始条件がクリアーの場合にテストを開始できるよ。システムテストの場合は、コンポーネントテスト、コンポーネント結合テストが完了していることが、最低限の開始条件になるよ。また、終了基準を満たさないと終わらないよ
- テスト期間中を通して、終了基準の評価、レポートの作成をするよ
- テストの終了作業はテスト完了後にするよ。場合によっては、後段のテスト(受け入れテスト)が完了後、終了作業するよ
などの活動をする。開発プロセス見ながら、計画して、情報収集しながらテスト書をこさえる。
開発の進行状況を見ながら、テストできる状態か、開発プロセス、成果物を見ながら判断する。
テスト実施可能であれば、状況把握、コントロールしながら、テストを進めて、テスト結果を情報としてまとめるのがお仕事。
テストプロセスとの関わり方は、TM(テストマネージャー)と同じだけど、具体的な施策の検討、評価基準や施策の検討、評価結果の分析がTAの役割で、その情報を元にテストの進行、方向性を修正していくのがTMの役割っぽい。
イテレーティブモデルおよびインクリメンタルモデルでは・・・
- イテレーションごとにテストプロセスを回す
- 必要なテストドキュメントのみ作る
- 変化に追従できるように開発の早い段階からテストプロセスを進める
- 開発とテストを相互作用させるための取り組みが求められる(欠陥情報の早急なフィードバックとか?)
のような活動をする。
まとめると、開発ライフサイクルに関係なく、守備範囲のテスト計画、設計はもちろん、開発ドキュメントのレビューや、ビルドなど、開発側と上手く連携しながら仕事を進めるのが、TAの役割になる。